香川県は18日、香川県産のヒノキ「かがわヒノキ」をPRするブランドロゴマークとキャッチフレーズを発表しました。香川県の「香」の文字を樹木の形で表現したシンプルなデザインです。
ロゴマークを制作したのは、長野県松本市の広告制作業、佐々木洋輔さん(54)です。香川県が2024年7月から9月にかけて募集し、応募があった342作品の中から選ばれました。
ロゴマークに合わせて、香川県は「きめこまかな 香川の木 かがわヒノキ」というキャッチフレーズを考案しました。香川県産ヒノキは、讃岐山脈の北側で長い時間をかけてゆっくりと成長し、年輪が密、均一な材質で加工しやすいのが特長です。住宅の建築などで香川県産ヒノキを利用する人の暮らしに「こまやかに」寄り添ってほしいという願いが込められています。
香川県では、森林組合などで約100人が林業に携わっています。年間約1万3200立方メートルを搬出していますが、他県と比べて少ない状況です。
香川県では今回決定したブランドロゴマークとキャッチフレーズを活用し、県のホームページや普及啓発冊子、イベントなどで県産ヒノキをPRする方針です。