香川県の池田知事と浜田前知事、そして真鍋元知事の3人が集まり、瀬戸内国際芸術祭への思いについて対談しました。
報道機関や企業の四国の代表らでつくる会が35周年を記念して開いたものです。
瀬戸芸の実施を決めた真鍋元知事と、任期中に5回開催した浜田前知事、そして、2025年6回目の開催を控えた池田知事が瀬戸芸と地域活性化について語りました。
(香川県/真鍋武紀 元知事)
「地方が非常に過疎化で衰退していると。何とか地域の活性化を考える中で、心豊かに過ごせるような県にしたいなと考えていたんですけど。まぁ、スタートする時は、本当にうまくいくのかどうか、あんまり自信はなくて、心配した」
(香川県/浜田恵造 前知事)
「評判が得られた原因というのは、そもそも地理的な、島でですね、アートフェスティバルをやると。高松港から船に乗っていくところで、ガラッと非日常の世界になる」
(香川県/池田豊人 知事)
「この瀬戸内国際芸術祭というのを、県民が一緒に大切に引き継いでいく。次の世代につないでいきたいという思いがあります」
会では、他にも真鍋元知事と浜田前知事が今後の香川県に期待することとして、離島の振興や四国新幹線の実現、四国遍路を世界遺産にすることなどを挙げていました。