災害発生時に支援が必要な避難者を社会福祉施設で受け入れる訓練が高松市で行われました。
高松市は避難所での受け入れが困難な高齢者や障害者を支援するための協定を市内の53の社会福祉施設と結んでいます。
四国沖を震源地とする震度7の南海トラフ地震が発生したという想定で福祉避難所の開設訓練を行いました。
10の施設や高松市などから約40人が参加し、市のマニュアルを基に受け入れスペースや対応可能な職員の有無、避難者の健康状態などを確認しました。
高松市では20日に障害者支援施設、11月28日には特別養護老人ホームで福祉避難所の開設訓練を行います。
(高松市地域共生社会推進課/鈴木和知 課長)
「高齢者や障害者、災害弱者といわれる方々の避難所での支障のない生活に備えたいと考えている」