技能実習生にけがをさせ、労働災害の発生を報告しなかったなどとして、香川県多度津町の造船会社やその従業員らが送致されました。
労働安全衛生法違反などの疑いで検挙・送致されたのは、香川県多度津町の多度津造船とその従業員ら2人です。
警察によりますと多度津造船と従業員ら2人は2024年2月、技能実習生の男性(38)が作業中に全治22日のやけどを負ったことを報告しなかった疑いなどが持たれています。
労働安全衛生法違反での検挙は全国で初めてだということです。
また、警察は2022年11月から2024年4月まで、技能実習生との虚偽の相談記録を作成したとして技能実習生の監理団体とその職員2人を検挙・送致しました。