人工知能、AIの技術を介護に活用します。あのタレントをモデルにした対話型AIを使った検証実験が高松市で行われました。
AI野々村真「きょうはどんなことに興味を持っていますか?」
入所者「興味があることはなくなった」
高松市の住宅型有料老人ホーム、「かんな」の入所者と話しているのは、タレントの野々村真さんをモデルにした「AI野々村真」です。
昔の仕事や最近の生活について野々村さんと画面を通して会話します。認知症の予防になり、介護職員の負担軽減にもつながります。
サプライズで野々村さん本人が登場し、「AI野々村真」を交えた不思議なトークになりました。
AI野々村真「僕の年齢は秘密にしておきます」
野々村さん「言えよ、60歳だって、還暦なんだって言えよ。60なんです。還暦なんです」
この後、一緒にゲームやダーツをして楽しんでいました。高齢化が進んで介護の需要が高まる中、AIの新たな活用が期待されています。
(タレント/野々村真さん)
「いつまでも元気でいてほしいという思いでAIを活用してほしい」