香川県在住の50代の男性がTikTokで出会った女性から投資をするよう誘われ、5月から6月にかけて投資名目で合計4182万円あまりをだまし取られました。
警察による詳細な詐欺の手口は以下の通りです。
●2024年4月11日
被害者が使用するTikTokのアカウントを女性を名乗る人がフォロー
アプリ上でメッセージをやり取りした後、LINEに移行
●LINE上のやりとり
相手から「一緒に投資をしよう」などと誘われ、相手から指定された投資アプリをインストール。男性はその後、「投資アプリ上で口座を作り、ドルと円を交換する。運営から指定された口座に現金を振り込む」などと説明を受ける
●5月1日
男性は投資の運用資金として相手から指定された個人名義の口座に50万円を振り込む。アプリ上で利益が出たことから、さらに信用してしまった。
●5月8日～6月17日
男性は複数回にわたり指定された個人名義口座に合計4132万8386円を振り込む
●アプリ上で利益が6000万円になっており、引き出そうとしたところ「あなたの取り引き口座はリスクアカウントに分類されたため、出金申請を承認できない。保証金が必要」などと言われたことから被害に気付く
香川県では30代の男性も別の高額被害にあっていて、香川県警が注意を呼び掛けています。注意すべき点は以下の通りです。
・「最初は実際に利益が出る」「チャート上は利益が出ている」ことも含めて詐欺の手口の一つです。
・「振り込み先として個人名義の口座を指定された」「振り込み先の口座が振り込みのたびに変わる」場合は詐欺を疑ってください
・少しでも怪しいと感じた場合は警察や知人に相談してください