警察に暴行事件の被害を申告する際、供述調書や被害届に偽名を署名したとして、岡山市の無職の女(80)が私印偽造・不正使用、有印私文書偽造・行使の疑いで26日、逮捕されました。
警察によると、女は9月28日から29日にかけて、岡山中央警察署で暴行事件の被害申告をする際に、供述調書と被害届に他人の名前を書いて指印し、提出した疑いが持たれています。
女は「自身が車の運転席に座っている時に、同乗者から暴行を受けた」という内容の被害申告をしていたということで、自身の無免許運転が発覚するのを免れようとしたとみられます。
被害届を受けて警察が捜査中に女が偽名を使用した疑いが強まりました。
警察の調べに対し、女は「偽名を使ったことに間違いない」と容疑を認めています。