プロのサックス奏者4人が岡山県和気町の小学校を訪れ、子どもたちと音楽で交流しました。
和気町の本荘小学校にやってきたのは、全国を巡って年間50回以上の演奏会を開いているサックス奏者の4人組「Quatuor B(クワチュール・ベー)」です。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと、音の高さが違う4種類のサックスの仕組みを紹介したり、息の合った四重奏で美しいハーモニーを奏でたりして、音楽の魅力を伝えました。
参加した4年生37人は、手拍子をしたり、体を動かしたりしながら、それぞれの楽しみ方を見つけていました。
この授業は和気町教育委員会が、公共のホールを活用する事業の一環として開催した「地域交流プログラム」の1つです。
12月7日には町内の「学び館サエスタ」でQuatuor Bのコンサートが開かれます。
(サックス奏者/國末貞仁さん)
「自分たちがいつも音楽を勉強している教室でコンサートをするということで、身近に感じてもらいたいですし、人それぞれ感じ方が違うんだよ、どんな聞き方でもいいんだよ、ということを伝えたい」
(児童は―)
「とても迫力があって良かったです」
「(音の)強弱とか、息が合っていてとても良かったと思いました」
「(Q.印象に残ったことは?)目をつむって音楽を聞くと感じが変わること」
「4人で助け合うと音楽がきれいだったから、助け合いがないときれいな音楽は出ないということが分かりました」