雲海に浮かぶ「天空の城」として知られる岡山県高梁市の備中松山城で17日、毎年恒例のすす払いが行われました。
備中松山城の猫城主・さんじゅーろーが見守っているのは、毎年この時期恒例のすす払いです。
標高430mにある備中松山城は天守が残る唯一の山城として知られ、天守は国の重要文化財です。
すす払いは屋根瓦の点検もかねて行われます。作業員5人が命綱をつけて屋根にあがり、積もった落ち葉などを払い落としていました。
自分の城がきれいになっていくのを見て、さんじゅーろーもすっかり安心していました。
(高梁市教育委員会/三浦孝章 係長)
「きれいになった備中松山城を見ていただくとともに、『さんじゅーろー』にも会いに来てもらって、もっともっと備中松山城について知ってもらえたらと思います」
備中松山城の本丸に入城できるのは12月28日までで、新年は1月4日から入城できます。