高松高等検察庁の新しい検事長が着任し、23日に会見を開きました。
10日付で検事長に就任したのは、瀬戸毅(せと・たけし)さんです。東京都出身の60歳で、徳島地方検察庁や広島地方検察庁の検事正、最高検察庁の監察指導部長、法務総合研究所の所長などを歴任しました。
瀬戸さんは「高松高検には、高松高裁に継続する事件を適正に処理するとともに、四国全体の検察庁の指揮監督を行う責務がある。管内の各地検が能力を十分に発揮できるよう最大限の支援を行う。検察に対してさまざまな批判がなされているが、国民の期待が大きいことも事実。国民の声を十分に聞きながら、改めるべきところは改め、検察の理念に基づき適正な検察権の行使に努めたい」と述べました。