Infoseek 楽天

年末年始に増える車トラブル 「バッテリー上がり」を防ぐには… JAFが注意呼び掛け

KSB瀬戸内海放送 2024年12月24日 12時20分

 帰省や旅行で車の利用が増える年末年始は車のトラブルが起きやすいとして、JAF岡山支部が注意を呼び掛けています。

 JAFによりますと、2023年12月29日から2024年1月9日の年末年始期間にJAFが全国で救援出動した件数は8万6361件でした。これは平常時より多いということです。最も多かったトラブルは「バッテリー上がり」で全体の約40%を占めました。

 また、岡山支部の同期間の救援出動件数は1199件でした。最も多かったトラブルは「バッテリー上がり」で511件(42.6%)でした。次いで「タイヤのパンク・バースト」が198件(16.5%)でした。

 「バッテリー上がり」は、気温が低いとバッテリーの能力が低下し、発生しやすくなります。夏季にエアコンを使用するなどしてバッテリーの劣化が進んでいることもあります。また、エンジンを停止した状態でライト類や室内灯、ウインカーなどをつけ続けると、車載しているバッテリーに充電されないまま、どんどん蓄えられた電気を消費してしまいます。

 JAF岡山支部は「トラブルのほとんどは出発前の点検などで防ぐことができる」と注意を呼び掛けています。バッテリーを良好な状態で使用するには、以下の定期的な点検が有効だとしています。

・バッテリーの液量は、本体横についているUPPER LEVEL(最高液面線)とLOWER LEVEL(最低液面線)の間で足りているか
・バッテリー上部にある+と-の端子の腐食や取り付け金具の緩みはないか
・6つあるキャップの通気口に白い腐食物やゴミなどが付着してふさいでいないか
・バッテリー本体の外観に割れやヒビ、ふくらみなどの異常はないか

この記事の関連ニュース