香川県農業試験場が育成し、農林水産省に品種登録の出願をしていたモロヘイヤの新品種「さぬきのヘイヤ」が12月20日付で品種登録されました。モロヘイヤの登録品種としては国内初です。
香川県によると、特徴は以下の通りです。
①従来品種でみられる茎の部分の「アントシアニン」の発生が極めて少なく、緑色が鮮やか
②調理・加工時の緑色の変色が少ない
③茎がやわらかい
④苦みが少ない
⑤生食での評価が高く、サラダ野菜としての期待が高い
品種名には「讃岐で生まれ、讃岐平野いっぱいに育った野菜として広く認知してほしい」という願いを込めているそうです。
香川県は、夏作の栽培しやすく軽量な葉物野菜として栽培を推進していて、去年は約50aが栽培されました。