香川県障害福祉課は26日、2023年度の障害者への虐待についての調査結果をまとめました。
1年間の相談・通報件数は108件、このうち虐待と判断されたのは23件で、前年度より3件増え、3年連続で増加しました。内訳を見ると、障害者の家族や同居人など養護者による虐待が14件、施設の従事者による虐待が9件でした。
虐待の行為は、身体的虐待が53.1%と最も多く、次いで心理的虐待(25.0%)、放棄・放置(12.5%)、経済的虐待(9.4%)となっています。
虐待を受けた人の内訳は、知的障害者が51.7%と最も多く、次いで精神障害(31.0%)、身体障害(10.3%)などとなっています。