香川県丸亀市で、丸亀城の坂を駆け上がり、その速さを競う「一番福選手権」が行われました。
丸亀城一番福選手権は2018年の西日本豪雨で崩れた石垣の復旧を後押ししようと、丸亀市観光協会が毎年この時期に開いているものです。
6回目となる今回は、3部門ある中の小学生の部と、高校生以上の一般の部で140人以上から申し込みがあり、エントリーは過去最多となりました。
参加者は、傾斜10度ほどの坂道、約100mを思い切り走り抜けました。
(小学5年生)
「楽しかったです」
(小学2年生)
「去年、友だちのお父さんが出ていたので、楽しそうだなと思って出ました」
(小学2年生)
「坂は急だけど頑張りました」
小学6年生の大西正真さんは高知県から初参加。陸上のクラブチームで、短距離や跳躍種目に取り組んでいて、2024年に出場した高校生の兄の姿を見て参加を決めました。
(大西正真さん[6年])
「1位になれるんじゃないかなと思ってやってみました」
(大西正真さん)
「坂が急で結構体力がもっていかれました。結構きつかったです」
大西さんの記録は18秒46。見事、小学生の部で1位に輝きました。
(大西正真さん)
「今年は、うれしいことが、こういう1位になれることがいっぱい増えてほしいです」