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2024年の企業倒産 13年ぶりに100件突破 岡山

KSB瀬戸内海放送 2025年1月15日 14時8分

 帝国データバンクの調査によると、2024年の岡山県の倒産件数は、前の年から18.6%増え、102件でした。
 倒産件数が100件を超えたのは、2011年以来13年ぶりです。

 負債総額は135億1900万円で、2年連続で増加し、3年ぶりに100億円を上回りました。
 産業別では「建設」が22件と最も多く、次いで「製造」が19件となっています。
 負債の規模別では、「5000万円未満」の小規模倒産が最も多く、全体の47%を占めました。

 帝国データバンクによりますと、2024年12月の岡山県の景気DIは45.4と、5カ月ぶりに45を超えました。2025年は慢性的な人手不足と物価上昇が継続し、多くの中小・零細企業は賃上げや価格転嫁が容易でないため企業間の格差が拡大し、幅広い業種で倒産が増える懸念が強まっているとしています。

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