香川県教育委員会は16日、2024年3月に丸亀市で交通死亡事故を起こし、12月に過失運転致死の罪で有罪判決が確定した香川県立特別支援学校の元講師の男性(40代)に対し、退職手当を全額支給しない処分を決めました。
県教委によりますと、元講師は2024年3月、丸亀市の県道を横断していた女性を乗用車ではねて死なせたとして過失運転致死の罪に問われ、12月に禁錮1年8カ月、執行猶予4年の判決が確定しました。
元講師は2024年3月28日付で停職9カ月の懲戒処分を受けました。24年度末に任期満了で退職となりましたが退職手当の支給は停止していて、刑の確定を受けて支給しない処分を決めたものです。