岡山県出身の画家・竹久夢二の作品を集めた特別展が岡山市で開かれています。
4人の舞妓がリラックスしてトランプ遊び。竹久夢二の作品「砂時計」は、西洋文化と日本文化の融合が大正ロマンを感じさせる作品です。
岡山市の夢二郷土美術館で開かれている特別展では美術館の初代館長、松田基さんが収集したコレクションの中から夢二の作品を中心に123点を展示しています。
14回目となる今回は、中国人の画家で人物画の鬼才と称された范曽の作品とのコラボレーション展示も行われています。
邪気除けの神として中国から日本に伝わった「鍾馗」を2人がそれぞれに描いたものです。
どちらもひげを蓄えた勇ましい姿ですが、夢二の鍾馗はどこか優しげな表情です。
この特別展は、3月9日まで開かれています。