アルコール依存症について理解を深めてもらうイベントが高松市で開かれました。
アルコールを始め、さまざまな依存症について全国で啓発活動を行うNPO法人「ひとしゅが」が開いたもので、香川県では2回目です。
団体によると、アルコール依存症を巡っては、「本人の気持ちの問題」や「家族で解決すべき」といった誤解により、適切な治療につながらないケースがあるといいます。
イベントでは、家族連れらにクイズを通して正しい知識を広めたり、アルコールパッチテストで自分の体質を知ってもらったりしました。また、医師や看護師による無料の相談会も行われました。
(ひとしゅが/山本津子さん)
「アルコール依存症という病気が、特殊な病気じゃなくて、お酒飲まれる方、皆さんがなりえる病気だと知っていただきたい。今、いろんな依存症があると思うんですけど、一人で抱え込まないで、ご本人もご家族も、どこかに相談していただくようにしていただけたら」