クルーズ船を受け入れる上での課題などを共有して観光の活性化につなげようと、高松市で会議が開かれました。
四国地方整備局が初めて開いたもので、四国4県から自治体の職員などが参加しました。
会議ではクルーズ船業者が「海外の客にとって瀬戸内海エリアは豊かな自然が魅力的。今後も保全していってほしい」と話しました。
四国地方整備局によると、2023年のクルーズ船の寄港回数は、四国4県合わせて109回で過去最多でした。そのうち95回は外国クルーズ船が占めています。
瀬戸内海エリアは全国的にも外国クルーズ船の割合が高いということです。
会議では、国土交通省のクルーズ振興室長が「クルーズ船で訪れるインバウンド客らの移動手段として、電車やバスなどの公共交通をより強化する必要がある」と今後の課題を述べました。