バスなどの乗務員不足の解消に取り組む岡山市の両備グループに、初めて外国人の観光バスドライバーが誕生することになりました。
両備グループの一つ、東京のニッコー観光バスに2024年6月に入社したインドネシア出身のイユスさんです。
(ニッコー観光バス/イユスさん[インドネシア出身])
「いろいろなボタンがあるからパイロットみたいでかっこいいと思って、私なりたかったんですね」
イユスさんは、1月に外国人労働者が自動車運送業で働くための「在留資格」取得に必要な「特定技能1号評価試験」に合格しました。
この試験は2024年12月に始まったもので、両備グループによりますと初の試験で合格した人のうちバスの乗務員に合格したのは全国でイユスさんだけだったということです。
イユスさんは、2025年度中には観光バスのドライバーとしてデビューするということです。