ギャンブルなどによる依存症への対策を考える会議が5日、岡山市で開かれ、岡山県が今後の計画の素案を示しました。
会議には、岡山県や医療機関、依存症の支援団体などの代表者が出席しました。この中で県は、依存症になった人を適切な支援や治療につなぐための計画の素案を示しました。
素案には、関係機関とパチンコ店などの事業者が連携して依存症について啓発することや、支援体制を整えて早期の発見や対応に取り組むことなどが盛り込まれています。
出席者からは「岡山県でどんな傾向がみられるのかが分かれば、より効果的な対策を考えられる」などの意見が出ました。
(岡山県健康推進課/北村幸治 課長)
「(岡山県ならではの)問題点があるのであればそこを集中的にやるのは非常に大切だと思います。この計画を作ることで、まずは皆さんが依存症に対する理解を深めていただければ」
岡山県は5日の会合の内容や今後行うパブリックコメントの結果を踏まえ、2025年7月に計画を策定する予定です。