香川県は、県有施設の利用料や手数料などを改定するための条例案を2月定例県議会に提出します。高松市にある国の特別名勝・栗林公園の入園料は、消費税増税時を除いて25年ぶりに値上げします。
県民負担の適正化と公平化を図り、国や他県の類似料金とのバランスを保つ観点から見直しと改定を行うものです。
このうち栗林公園の入園料は、大人の個人利用が現在の1回410円から500円になります。
栗林公園の入園料値上げは、消費税増税時を除くと2000年6月以来25年ぶりです。県議会で承認が得られれば6月1日から料金を改定する予定です。
このほか、さぬきこどもの国(高松市)のスペースシアターの観覧料が現在の1回510円から600円に。東山魁夷せとうち美術館(坂出市)の展示室観覧料は1回310円から400円に改定する方針です。