トラックやバスなどの商用車をメインにさまざまな車種を展開する “タタ・モーターズ”は、イギリスのジャガー・ランドローバーを傘下に持つインドの自動車メーカーです。
■2リッター・ディーゼルターボエンジン搭載の「ハリアー」がタタから登場
インドのタタ・モーターズは、同国で開催されたデリーモーターショー2018で発表した「H5Xコンセプト」の市販モデル、5人乗りSUV「ハリアー」の仕様を初公開しました。ちなみに、トヨタ「ハリアー」と車名は一緒ですが、全く関係はありません。
ランドローバーの「D8」プラットフォームをベースにしつつ改良を重ねたプラットフォームを使用するこのモデルは、最高出力140psを発揮する2リッターのディーゼルターボエンジンと6速マニュアルミッションを搭載。
「H5Xコンセプト」時には全長4575mm、全幅1960mm、全高1686mmというボディサイズでしたが、市販モデル「ハリアー」では全長4598mm、全幅1894mm(ミラー除く)、全高1706mm、ホイールベースは1mmだけ長い2741mmとされています。
グレードはXE/XM/XT/XZの4種類で、XT/XZには17インチのアルミホイールやクロームのドアハンドル、Android Auto /Apple Car Play対応のディスプレイの他、クルーズコントロールなどを採用しているといいます。
高い走行性を誇るランドローバーと共通性のあるプラットフォームを使用するだけに、その走破性にも期待が高まります。
また、参考までにトヨタ「ハリアー」のボディサイズは全長4725 mm、全幅1835 mm、全高1690 mmとなっており、全長に大きな違いがあるようです。