トヨタがインド市場で販売する「グランザ」。全長4m以下の日本にも合うコンパクトカーですが、どのようなクルマなのでしょうか。
■丁度いいサイズのトヨタ「グランザ」
2019年6月にトヨタは、新型ハッチバック「グランザ」をインドで初公開しました。日本で馴染みのないグランザとは、どのようなクルマなのでしょうか。
2019年3月にトヨタとスズキは協議について検討を進めることに合意しており、スズキがインドで生産する小型車をトヨタにOEM供給する内容が含まれていました。その流れを受けて、登場したのがスズキ「バレーノ」のOEM車となるグランザです。
グランザのボディサイズは、全長3995mm×全幅1745mm×全高1510mmとなります。日本のバレーノは全長と全幅は同じものの、全高が1470mmとグランザよりも若干低重心なスタイルとなっています。
グランザの外観デザインは、クロームメッキが強調された立体的なデザインが特徴で、LEDプロジェクターヘッドライトにデイタイムランニングライトが組み込まれています。
また、フロント、サイド、リアにクロームパーツが加飾され、スタイリッシュなイメージとなっています。
さらに、オプションでは前後のエアロバンパーやエアロスカートが設定されており、よりスポーティな雰囲気も演出可能です。
内装では、ブラックとブルーを基調としたカラーを採用。最新のコネクティビティとして、タッチスクリーンオーディオは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応。
さらに、スマートフォンと連携するナビゲーションや、インタラクティブTFTマルチインフォメーションディスプレイ、パーキングカメラなどを装備しています。
パワートレインは1.2リッター直列4気筒ガソリンエンジンにCVT/5速MTを組み合わせています。
グランザのインド価格は、エントリーモデル(MT)が72万1900ルピー(約106万円)からです。