日産は、インド市場向けにBセグメントSUVとなる新型「マグナイト」を世界初公開しました。直近では、タイや日本でe-POWERを搭載した新型「キックス」やクロスオーバーEVの新型「アリア」を発表するなど、続けてSUVを投入する日産ですが、インド向けの新型マグナイトとはどのようなSUVなのでしょうか。
■小さなSUV新型「マグナイト」ってどんなクルマ?
日産のインド法人は、2020年7月16日に同社のテクノロジーを駆使したスタイリッシュなSUVとして新型「マグナイト」を世界初公開しました。インド市場で販売される新型マグナイトとは、どのようなモデルなのでしょうか。
新型マグナイトは、画期的な製品と技術を提供することを目指す日産らしさが反映されたモデルで、インド市場には2020年度に導入予定です。
マグナイトという車名は、「マグネティック」と「イグナイト」という言葉の組み合わせで、マグネティックは、顧客を惹きつけるデザインと製品の属性を強調する一方で、イグナイトは日産がインドに持ち込みたい新しい時代の始まりを強調しています。
新型マグナイトの外観デザインは、日産のグローバルSUVの伝統と先進技術をベースにデザインされ、機能的な装備を備えるほか、スタイリッシュかつ力強くダイナミックなデザインです。
日産インドのマネージングディレクターであるRakesh・Srivastava氏は、次のように話します。
「マグナイトは、日産のグローバルSUVのDNAを進化させたモデルです。最先端のテクノロジーを搭載したマグナイトは、このセグメントでは画期的な存在となるでしょう。
全長4m以下のカテゴリーでの大胆な提案であり、業界のB-SUVセグメントを再定義するものになると確信しています。マグナイトは、『Make in India, Make for the World』の理念に基づき、インドのお客さまの要望や希望を考慮しながら、日本でデザインされています。
マグナイトは、スタイリッシュなデザインと機能性に富んだプレミアムモデルであり、力強くダイナミックな走りを実現します」
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新型マグナイトは、日産が世界で展開するSUVラインナップの「パトロール」、「パスファインダー」、「アルマダ」、「エクストレイル(ローグ)」、「ジューク」、「キャシュカイ」、「キックス」などのモデルのエッセンスを取り入れつつ、日産SUVのDNAが注ぎ込まれたモデルだといいます。
日本での発売は予定されていないといいますが、世界的に注目されるBセグメントSUV市場において、新型マグナイトがどのような展開を見せるのか注目です。