日産は2020年7月16日、「マーチ」の一部仕様を向上して発売すると発表しました。
■先進安全技術を全車標準装備
2020年7月16日、日産は同社のコンパクトカー「マーチ」の一部仕様を向上し、発売しました。
マーチは1982年に初代モデルを発売して以来、38年もの長きにわたり、多くのユーザーからの支持を受けるコンパクトカーです。
そして4代目となる現行モデルは、特徴的な丸いヘッドランプなど、歴代マーチのDNAである「フレンドリー」を継承したエクステリアや、ゆるやかな曲線が作りだすユニークな装いのインテリア、カラフルで多彩な11色のボディカラーなどにより、好評を得ています。
さらに快適で安定した乗り心地や、運転をサポートする技術、使いやすさを意識した便利でフレンドリーな装備も人気です。
今回の一部仕様向上では、前方の状況を監視し、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、前進時には壁などの構造物だけでなく、歩行者も検知、後退時にも障害物を検知し、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる前方・後方への急発進を抑制し、衝突回避を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」が全車標準装備となります。
さらに、「ハイビームアシスト」や「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全技術も、ニスモSを除く全車標準装備とすることで「セーフティ・サポートカーS ワイド(サポカーS ワイド)」に該当。
ボディカラーのラインナップは、オレンジが刷新され、新色の「プレミアムホライズンオレンジ」となりました。
新型マーチの価格(消費税込 以下同様)は、128万9200円(Sグレード)から170万2800円(G パーソナライゼーショングレード)です。
■マーチ「ボレロ」も一部仕様を向上
日産の関連会社であるオーテックジャパンも同日、「マーチ ボレロ」の仕様を一部向上し、販売を開始しました。
マーチ ボレロは、「エレガント」をテーマに内外装をトータルコーディネートされたモデルです。
エクステリアには、メッキ加飾をあしらったメッシュデザインのフロントグリルや、丸みを帯びたデザインの専用フロントバンパーを採用し、エレガントでおしゃれな雰囲気が演出されています。
インテリアは、ボーダー柄のシート生地や、マーブル柄の専用センタークラスターフィニッシャー、さらにシルバーフィニッシャーなどが採用され、洗練された空間となっています。
今回の一部仕様向上では、ワインカラーでコーディネートした従来からの「ナチュラルグレーインテリア」に加え、シックで上品な「ブラックインテリア」を新たに設定。
ボディカラーは、「チタニウムカーキ」と「ピュアブラック」が追加され、全5色の設定としました。
さらにベース車と同様に、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備。
「ハイビームアシスト」や「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全技術も、全車に標準装備したことで、「セーフティ・サポートカーS ワイド(サポカーS ワイド>」該当となっています。
新型マーチ ボレロの価格は、170万5000円です。