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お出かけ一番人気は山梨県と長野県! 都内を起点にしたお出かけ需要分析が発表

くるまのニュース 2020年8月12日 18時40分

ナビタイムジャパンの交通コンサルティング事業は、新型コロナウイルス感染に関するお出かけ需要の変化を分析し、発表しました。

■山梨県や長野県へのお出かけ需要は増加

 ナビタイムジャパンの交通コンサルティング事業は、コロナ禍において東京を起点とするお出かけ需要の変化を分析。その結果を公開しました。

 本分析では、ナビタイムジャパンが提供する各種ナビゲーションサービス「NAVITIME」や「カーナビタイム」などで、ユーザーから同意を得て取得した経路検索条件データを活用し、東京都内を出発地として検索されたデータを分析。公共交通と自動車を対象に、土日および祝日のデータを集計し、休日のお出かけ需要を発表しました。

 分析結果としては、山梨県や長野県への検索が緊急事態宣言の解除後に増加しています。

 2020年7月23日から26日までの4連休を含む7月20日の週は天気が芳しくなかったものの、学校の夏休みが始まった7月27日の週は天気も良く増加傾向です。

 山梨県の7月27日週の検索数は、同年2月3日と同程度(99%)となっています。これらの地域は、東京近隣のためクルマでお出かけしやすい県であり、外出先として人気が上がっていると考えられます。

 一方で、大都市圏への検索は、緊急事態宣言の解除後もあまり増えてはいません。東京都からの7月27日週の検索数を2月3日週と比べると、大阪府33%、愛知県32%、福岡県32%と、いずれも2月3日週の3割程度にとどまる結果です。

 さらに、東京都からの検索数が増加傾向にある山梨県と長野県を対象に、目的地として検索されたスポットを集計。対象期間は、7月23日から26日までの4連休を含む、7月20日週および夏休みの始まる7月27日週の土日・祝日です。

 その結果、緊急事態宣言中は、生活雑貨や日用品に関するスポットが多く検索されていましたが、調査期間中は観光スポットや温泉・宿泊地が多くランクインしていることから、観光目的での需要が多いことがわかります。

 また、温泉や湖などの自然に関するスポットが多くランクインしていることから、3密を避けたお出かけの需要があると考えられます。

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