タウンユースだけでなく、ドライビングにもマッチするプーマとフェラーリのコラボスニーカーを紹介しよう。
■ドライビングシューズとしても定評のあるプーマ
2020年シーズンのモータースポーツもようやく開幕した。待ちに待っていたファンも多いだろうが、ドライバー自身はそれ以上に開幕にワクワクしたに違いない。
そのドライバーの足元に目をやると、「PUMA(プーマ)」率が高い。プロのシューズを開発し、そのノウハウをライフスタイルに落とし込んだスニーカーも人気のプーマ。なかでも人気のフェラーリモデルが今季より、さらにフィットするようアップデートしている。
●それぞれのスポーツに合った専用スニーカーやブランドとのコラボを展開
1948年ドイツでスタートしたプーマは、「それぞれのスポーツにあった専用のスニーカーが必要だ」という考えのもと、スニーカー開発をおこない、多くのスポーツプレイヤーに支持されている。
各競技に寄与するパフォーマンスプロダクトとともに、それぞれのスポーツにインスパイアされたライフスタイルプロダクトを世界中で展開している。プーマといえば、サッカーでの知名度が高いが、F1やスーパーGTなど、モータースポーツ界でも多くのドライバーがプーマのレーシング用シューズを着用している。
ドライビングシューズは、それぞれのドライバーの要望に応え開発がおこなわれ、FIA(国際自動車連盟)の基準にのっとった素材を使用しなければいけないが、一般に発売されるスニーカーは、ドライブ時の快適さとデイリーの街歩きにもフィットするように素材が変更されている。
例えば、レース仕様では、天然皮革やコットンがアッパーに使用されるが、重さやフィット感を考慮し、商品には合成繊維や人工皮革が使用されている。プロ仕様のノウハウを活かしつつ、軽くて履きやすいように改良された、「いいとこどり」のスニーカーというわけだ。
また、それぞれのスポーツにあった最適なスニーカーを生み出すだけでなく、現在では一般的となったファッションブランドとのコラボも1998年にスタートしている。
最初のコラボとなったジル・サンダー以降、現在も多方面のブランドとのコラボをおこない、人気を博している。さらに、シューズのみならずウェアも展開しており、ファッションブランドだけでなく、フェラーリやメルセデスなど、自動車メーカーとのコラボも定番となっている。
■フェラーリとのコラボモデルの魅力とは
コラボのなかでも毎シーズン人気なのがフェラーリモデルだ。種類も多く、好みのタイプを選ぶことができる。今シーズンは、よりフィットしやすいようアップデートされたそうだ。
●フェラーリ レースDCフューチャー
展示会場で目を引いたのが、フェラーリらしい赤の「フェラーリ レースDCフューチャー」だ。シューレースをつま先から締め上げ、シューズと足を一体化させる仕様で、アグレッシブなドライビングを楽しみたくなるモデルだ。
アッパーには、人工皮革やスウェード、ナイロンなどの異素材が組み合わされている。暑い夏には特にうれしいメッシュも採用され、足の蒸れを防いでくれる。
ドライビング時のみならず、郊外などに出かけた時の街歩きにも快適なように、程よい厚さのゴム底に、インソールには「SOFTFOAM+OPTIMADE COMFORT」が今シーズンから採用され、履けば履くほど、自分自身の足の形にフィットするという優れものだ。
アウトソールも見た目は少し厚めだが、展示会で試したところ、返りがとてもよく、履き込むほどに自分の歩き癖を吸収し、よりフィットするであろうことが想像できた。
・フェラーリ レースDCフューチャー
価格:1万1000円(消費税込)
●フェラーリ レースX-RAY2
モータースポーツファンに贈るライフスタイルモデル「フェラーリ レースX-RAY2」は、プーマの人気モデルのフェラーリバージョン。厚手のクッション性の高いEVAミッドソールが採用され、コーデしやすくタウンユースにおすすめだ。
・フェラーリ レースX-RAY2
価格:1万2100円(消費税込)/8月21日発売
●フェラーリ レース フューチャーカートキャット
プーマのモータースポーツシューズの伝統ともいえる細身で低重心なシルエットの「フェラーリ レース フューチャーカートキャット」は、ラウンドヒールで、ドライビングにはピッタリのスニーカーだ。シンメトリーなシューレーススタイルがフィット感を向上させてくれる。
・フェラーリ レース フューチャーカートキャット
価格:1万3200円(消費税込み)
ほかにも、カート競技での使用を目的にしたシューズなど、自分自身の趣味やライフスタイルに合わせて、どのタイプにするのかいろいろ試してみたくなる。キッズモデルも展開されているので、親子コーデを楽しみながら夏のクルマ旅に出かけるのもよさそうだ。