「ラングラー・アンリミテッド」に、第二次世界大戦中に連合国軍の軍用車両だったジープへのオマージュを捧げた限定モデル「フリーダム・エディション」が登場。随所に散りばめられたミリタリー仕様を解説。
■連合国軍車両だったジープへのオマージュ
FCAジャパンは、Jeepの本格オフローダー「Wrangler Unlimited(ラングラー・アンリミテッド)」に、ミリタリーテイスト溢れる専用アクセサリーや特別装備を採用した限定車「Wrangler Unlimited Freedom Edition
(フリーダム・エディション)」を設定、2020年10月17日より販売を開始する。
ラングラー・アンリミテッド・フリーダム・エディションは、200台の限定販売となる。
ジープは第二次世界大戦中に連合国軍の軍用車両として導入された歴史があり、卓越した悪路走破性や耐久性で活躍した。そうしたヘリテージにオマージュを捧げ、ミリタリーをテーマとした専用アクセサリーによってファッション性が高められている。
エクステリアでは、米軍を連想させる星型デカールをボンネットとリアクォーターパネルに採用したほか、テールゲートの「OSCAR MIKE(オスカーマイク)」ハードバッジや、パラシュートとジープのイラストをあしらった特製プレート、フロントフェンダーのUS国旗デカールなど、ミリタリーテイストの専用アクセサリーが随所に付加されているのが特徴だ。
なお、オスカーマイクとは「On the move(移動中)」を表す軍事用語である。このほか17インチカーボン塗装アルミホイールが特別装備されているのもトピックだ。
インテリアには、タングステンカラーのステッチを施したステアリングホイールおよびレザー/ファブリックシートが採用され、前席バックレストにはエンボス加工による「OSCAR MIKE」ロゴがあしらわれている。
限定車のベースは「アンリミテッド・スポーツ」となり、エンジンは通常の3.6リッターV型6気筒エンジンではなく、2.0リッター直列4気筒ターボユニットを搭載。最大400Nmを誇るターボ車ならではの力強いトルクと、11.5km/Lの燃費性能を実現している。
車両価格(消費税込)は535万円となり、ボディカラーと台数は次のとおりとなる。
・ビレットシルバーメタリックC/C(限定100台)
・ブライトホワイトC/C(限定70台)
・ファイヤークラッカーレッドC/C(限定15台)
・ヘラヤライエローC/C(限定15台)