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光岡新型SUV「バディ」が2022年分まで完売! ド迫力フェイスで登場した光岡車3選

くるまのニュース 2020年12月1日 16時10分

現在先行予約を受け付けているミツオカ初のSUV「バディ」について、2022年生産分まで完売したことが明らかになりました。迫力あるフロントフェイスが特徴の新型バディですが、これまでミツオカが発表した迫力あるフロントフェイスが特徴のミツオカ車を3台ピックアップして紹介します。

■ミツオカのアメ車風SUVが大反響!

 ミツオカは、同社初のSUVとして2020年11月26日から先行予約を受け付けている「バディ」について、2022年生産分まで完売したことを明らかにしました。

 新型バディは、縦目角型2灯ヘッドライトや大型メッキフロントグリルやメッキバンパーを採用したアメ車風のデザインを採用。外観デザインが公表されたときから、その存在感あるスタイリングがSNSなどでも話題となっていました。

 そこでミツオカが手掛けるクルマのなかから、迫力ある顔つきが特徴のクルマを3車種ピックアップして紹介します。

●ミツオカ新型「バディ」

 新型バディは、トヨタ「RAV4」がベースのSUVで、同社がこれまで手掛けてきたパイクカーの最新作となります。

 1970年代に登場したアメリカ製のSUVをモチーフとしたデザインで、縦目4灯のヘッドライトに、メッキの大型バンパーと格子状の大型フロントグリルを装着。ひと目で新型バディとわかる迫力ある顔つきです。

 また、フロントは横から見ると逆スラントノーズになっているのが分かります。ボンネットのラインも直線的で、流線型のSUVとは一線を画すシルエットです。

 設定されるパワーユニットは2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドの2種類で、駆動方式は2WDと4WD(ハイブリッドは電子式4WD)がそれぞれ設定されています。トランスミッションはCVT(ハイブリッドは電気式無段変速)です。

 新型バディの価格はガソリン車が469万7000円から549万4500円、ハイブリッド車が525万300円から589万9300円。

 生産台数は2021年が年間50台、2022年以降は年間150台を予定していますが、2022年生産分までの予約受け付けが終了したことで、現在は2023年生産分の予約が受け付けられています。

●ミツオカ「オロチ」

 ミツオカで2番目のオリジナルカーとして登場した「オロチ」は、コンセプトモデルが東京モーターショー2001に出展され、反響が大きかったことから市販化に向けて動き始めたという経緯を持つスーパーカーです。

 東京モーターショー2003では、国内の保安基準に適合したオロチを再出展。そして東京モーターショー2005で市販化がアナウンスされ、2006年10月に市販モデルが発表されました。

 デザインはヤマタノオロチ(八岐大蛇)からヒントを得たとされており、蛇のうろこを思わせるボンネットのエアスクープや、有機的な曲線を描くシルエットが、唯一無二のオーラを醸し出します。

 ヘッドライトには大蛇の目を思わせるラインが引かれ、周囲に睨みを効かせるようなフロントフェイスが印象的です。

 エンジンはトヨタ製の3.3リッターV型6気筒をリアミッドシップに搭載。トランスミッションは5速ATが組み合わされました。

 400台限定というアナウンスで販売開始されたオロチは、2014年に生産を終了。特別仕様車も数多く製作され、「エヴァンゲリオン オロチ」や「デビルマン オロチ」(中古車ベースで2018年に発表)など、アニメ作品とコラボした特別仕様車も話題となりました。

■軽自動車を大改造!? ミツオカが作ったレア車とは?

●ミツオカ「ライク」

 ミツオカがこれまで手掛けた市販車ベースのパイクカーのなかでもかなり珍しい存在となるのが、電気自動車の「ライク」です。

光岡「ライク」

 ベースは三菱「i-MiEV」ですが、ベース車の乗車定員が4名であるのに対し、ライクは乗車定員を1名増加した5名乗りとしました。

 合わせて全長の拡大もおこなわれており、当時軽自動車規格だったi-MiEVを登録車にするという、大きな変更をおこなっています。

 フロント部も変更され逆台形の存在感あるフロントグリルと、一部メッキ加飾が施されたバンパーが、高級感を演出。

 流用されたヘッドライトの形状からはi-MiEVの面影が垣間見えるものの、それ以外のフロントデザインは、ミツオカらしいオリジナリティあふれる意匠を採用し、迫力あるものになっています。

 ライクは、2010年から2011年にかけて販売されました。ちなみに、その後ベース車の「i-MiEV」も2018年の一部改良で全長が延長され、登録車へ変更されています。

※ ※ ※

「ビュート」をはじめ、ミツオカが手掛けるパイクカーの多くは、いわゆるクラシックカー風のデザインを採用。丸目のヘッドライトが特徴的なフロントフェイスを、巧みにベース車のデザインに融合させているのが特徴です。

 そんななか、ミツオカが創業50周年記念モデルとして2018年11月に発表した「ロックスター」は、シボレーの旧車「コルベット・スティングレー」を連想させるアメリカンテイストのデザインを採用。

 同年12月1日から200台限定で受注が受け付けられ、大きな反響を呼び、翌2019年3月22日に完売となりました。

 ロックスターに続くアメ車風デザインのクルマとなる新型バディは、限定車ではなく通常ラインナップとして販売されます。

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