ミツオカは、2020年11月26日に先行予約受付を開始した新型SUV「バディ」の増産が決定したことを12月7日に発表しました。専用ラインを確保することで生産能力を2倍(300台/年)にするといいます。
■専用ラインを立ち上げることで生産能力は2倍の300台/年に
ミツオカは、2020年11月26日に先行予約受付を開始した新型SUV「バディ」の増産が決定したことを12月7日に発表しました。
新型バディはミツオカとして初となるSUVで、アメリカ車のような大胆な意匠のフロントグリルを採用。10月29日に外観が公開された際はSNSなどでも大きな反響を呼びました。
ミツオカによると、正式発表後も非常に多くの問い合わせが寄せられているといい、一部店舗ではカタログの発送が間に合わない状況も起きているといいます。
当初ミツオカは新型バディの生産台数について、2021年は50台、2022年以降は150台/年を予定していると説明していましたが、すでに2022年生産分までの予約受付が終了している状況でした。
これを受け、ミツオカは生産工場内に新たにバディ専用生産ラインを確保し、当初予定していた「セル生産方式」から「ライン生産方式」に変更することで、増産を実現。従来150台/年だった生産ペースを300台/年にまで引き上げる計画としました。
生産ラインの立ち上げには時間を要することから、正式稼働は来年度末を目標にしていると説明します。
2020年12月7日現在、2022年生産枠分の予約が受け付けられており、ミツオカは「納期が大きく短縮することで、いち早くお客さまに楽しんでいただけますよう努めてまいります」とコメントしています。