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ナウなヤングにオススメ! イケてるボックスカー3選

くるまのニュース 2020年12月13日 16時10分

いつの時代もドライブデートは好まれています。なかでもナウなヤング&ガールには、スクエアなボディタイプのボックスカーが人気なようです。今回は、そんなイケてるボックスカーを3台紹介します。

■イマこそ! イケてるボックスカーに乗ろうぜ!

 平成から令和にかけてナウなヤング&ガールには、スクエアなボディタイプのボックスカーが人気なようです。
 
 今回は、そんなイケてるボックスカーを3台紹介します。

●トヨタ「bB」

 2000年にトヨタの初代「ヴィッツ」をベースにした誕生したコンパクトトールワゴンが初代「bB」です。

 bB誕生の背景として、アメリカの若者では安価に手に入るバンを改造して乗る文化があったといい、それをヒントにbBを開発。実際に北米でも、トヨタの若者向けブランド「サイオン」から「xB」の名で販売されました。

 初代bBは、1.3リッターエンジンと1.5リッターエンジンの2種類が設定され、1.5リッターは2WD/4WDが選択可能でした。

 ボディサイズは、全長3825mm-3845mm×全幅1690mm×全高1640mm-1645mm。スクエアなボディと広い室内空間により、幅広く人気を得ます。

 2001年には、キャビン後部上半分を切り取り、ピックアップトラックのような荷台を持つ「bB オープンデッキ」を追加。

 トランク部分は荷台にとなり、内装はキャビンと荷台を隔てるドアを開けると、室内と荷台を一体化することができ、多彩なシートアレンジも可能でした。

 しかし、セールスは好調といえず、オープンデッキは2003年に販売を終了。その後、2005年には2代目bBがデビューします。

 2代目bBも1.3リッターエンジンと1.5リッターエンジンの2種類を設定するのは初代と同じですが、2代目では1.3リッターエンジンで2WD/4WDが選択可能でした。

 ボディサイズは、全長3785mm×全幅1690mm×全高1635mmとスクエアボディはそのままですが、ひと回り小さくなっています。

 また、グレード展開ではベーシックグレード意外に、迫力のエアロスタイル「X Version」、迫力のエアロ&サウンド空間の「Q Version」など個性のあるバリエーションを設定。

 なかでも、Q Versionは9つのスピーカーと11のイルミネーションを組合せて、「音×光」の演出が車内のムードを盛り上げました。

 そのため、当時のヤングなボーイ&ガールはこのオシャレな2代目bBに夢中だったといいます。

●ホンダ「S-MX」

 2020年現在でも、その数多くの逸話が語り継がれるホンダ「S-MX」は1996年に登場。

 このモデルは、1990年代にホンダが展開していた「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」の第4弾モデルで、ホンダは「ニュートレンド・パッセンジャーカー」というキャッチコピーを付けていました。

 エクステリアは、コンパクトでありながら快適性とユーティリティ性能を追求した個性的で存在感のあるデザインを採用。

 初代「ステップワゴン」をショートホイールベース化して全長3950mmと4mを切るボディながら、1765mmの全高と低床フラットフロアにより広々とした車内スペースを確保しています。
 
 なかでも前席/後席ともに「大型ツインベンチシート」を採用。運転席、助手席が独立してリクライニング&スライドでき、300mmのロングスライド&ポップアップ機構付リア・ベンチシートの組み合わせにより、完全フルフラットや大容量のフリースペースが出現。

 また、リアシート右側の収納機能付リア・システムトレイやインパネまわりに使い易く集中配置した各種ボックスなど、室内を有効活用できる豊富な収納スペースを設置したことで、いまでいう車中泊に最適な仕様でした。

 パッセンジャーカーという売り出し方やベンチシート、フルフラットといった要素からナウでヤングな恋人達には人気を博したといいます。

 しかし、時代の変化や販売低迷などにより、2002年に販売終了となりました。

■現代のヤングにピッタリなボックスカーとは

 bBやS-MXは、1990年代台から2000年台という平成を象徴するモデルといえます。

 ボックスカーという室内空間の広さから使い勝手や積載性が高いことや、音と光、多彩なシートアレンジなど、現在のクルマとは少し趣向が異なっていました。

 では、2020年の現在では、どのようなボックスカーがヤングなボーイ&ガールにピッタリなのでしょうか。

現代のナウなヤングにピッタリなホンダ「N-BOX/N-BOX Custom」

●ホンダ「N-BOX/N-BOX Custom」

 2019年にはホンダ史上過去最高台数となる年間25万3500台を販売するなど、絶対王者的な存在といえるホンダの軽自動車「N-BOX/N-BOX Custom」。

 2020年時点で、登録車では3年連続、軽自動車では5年連続で年間販売台数の1位に輝いています。

 2代目となる現行モデルは、20017年に登場。「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに、ファミリーカーの新たなスタンダードとなることを目指して開発されました。

 先代N-BOXの広い室内空間や、存在感のあるデザインを継承しながら、2代目N-BOXではプラットフォーム、パワートレインを新たに開発。

 安全装備や助手席スーパースライドシートなどの充実した機能を備えたうえで約80kg軽量化。優れた走行性能・低燃費・乗り心地を実現しました。

 先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」をホンダの軽乗用車として初めて採用。従来機能に加え、新たに後方誤発進抑制機能を追加し、全タイプに標準装備しています。

 N-BOXは、標準モデルとカスタムモデルが設定され、なかでもヤングからは、カスタムモデルとなるN-BOX Customの人気が高いといます。

 なお、N-BOXシリーズでは前席のリクライニングを目一杯倒すことで、車中泊も可能な空間が出現します。

 地方都市のホンダ販売店は「N-BOXシリーズは、若年層からの人気も高いです。とくに、周りも乗っているN-BOXが良いが個性が欲しいという人からカスタムモデルは好評です」と話します。

※ ※ ※

 いつの時代もヤングなボーイ&ガールは、室内空間の広いボックスカーが好まれる傾向にあるようです。

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