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スバル「WRX」2021年モデル登場! 北米では「STI」もラインナップ!

くるまのニュース 2020年12月17日 11時10分

スバルのパフォーマンスセダン「WRX 2021年モデル」が北米で発表されました。最新バージョンのWRXはどのようなモデルなのでしょうか。

■スバル「WRX」の北米仕様が年次改良

 スバルの北米法人は、「WRX」と「WRX STI」の2021年モデルを発表しました。

 日本国内ではWRX STIの販売が2019年12月に終了しており、「WRX S4」も2021年1月に販売終了となる予定ですが、北米では継続して販売されています。

 WRX 2021年モデルは、これまで最上級の「リミテッド」グレードに装備されていたキーレスアクセス(プッシュスタート付き)が、「プレミアム」グレードにも装備されました。

 WRXのパワートレインは、268hp(仏馬力換算で約272馬力)の2リッター水平対向直噴ターボエンジンと6速MTを組み合わせていますが、オプションでリニアトロニックCVT(マニュアルモード付)を選択することもできます。

 CVTモデルの「プレミアム」と「リミテッド」では、「アイサイト ドライバーアシスト」が搭載され、衝突前ブレーキアシストやプリクラッシュブレーキ、車線逸脱警告、先行車両始動警報、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援、車線逸脱防止が含まれます。

 さらに、同モデルには「SIドライブ」を装備。ハンドルのスイッチで、「I(インテリジェント)」「S(スポーツ)」「S#(スポーツシャープ)」の3つのモードを切り替えることで、車両の運動特性を調整することができる機能も備わります。

 WRXの駆動方式は全車AWDでアクティブトルクベクタリングを搭載。スポーツコンパクトのなかでもとくに高い性能を誇ります。

 一方のWRX STIは、2.5リッター水平対向ターボエンジンを搭載し、最高出力310hp(仏馬力換算で約314馬力)、最大トルク290lb-ftを発生するスバルのパフォーマンスモデルです。

「電子制御マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」と呼ばれるAWDシステムや「アクティブトルクベクタリング」、「マルチモードビークルダイナミクスコントロール」などを搭載するなど、ラリーで培った技術を注入して走る愉しさを追求しました。

 トランスミッションは6速MTのみです。

 北米での価格はWRXが2万7495ドルから3万3995ドル(日本円で約284万円から約351万円)WRX STIが3万7245ドルから4万1945ドル(約385万円から約434万円)。2021年3月に発売されます。

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