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SUV人気まだ続く? 「次の愛車はSUV」一体何%? 2021年も新型モデルが続々登場!

くるまのニュース 2021年1月25日 17時10分

2021年もSUVの新型モデルが続々と登場する見込みで、ホンダ「ヴェゼル」、三菱「アウトランダー」、日産「アリア」と新型車種が目白押しです。そんななか、ユーザーはSUVというカテゴリにどれほどの興味・関心を持っているのでしょうか。

■SUVのアイポイントの高さを評価する声が多い結果に

 近年SUV人気が高まっており、2021年も新型車が続々と登場します。ホンダは2021年2月18日に新型「ヴェゼル」をワールドプレミアし、同年春に国内で発売予定としているほか、三菱も2月に新型「アウトランダー」を発表予定です。

 そんななか、新車検討ユーザーはSUVというカテゴリにどれほどの興味・関心を持っているのでしょうか。

 今回、くるまのニュースでは2021年1月18日から19日にかけて、SNS上でアンケートを実施。SNSユーザーの生の声を調査しました。

 メーカーや車種を限定せず、「あなたは、次に購入するクルマをSUVにしたいと思いますか?」と質問したところ、「次にクルマを購入するときはSUVから選びたい」と回答したユーザーの割合は57.1%、「次にクルマを購入するときはSUV以外から選びたい」が42.9%という結果となり、SUV派の方が優勢という結果となりました。

 では、SUVを支持するユーザーは、具体的にはどのような点を気に入っているのでしょうか。

 アンケートに「エクステリアの良さと、目線が高いので運転しやすい。荷物もたくさん積めるので良い」と回答したユーザーをはじめ、多くのユーザーがメリットとして挙げたのがアイポイントの高さです。

 比較的着座位置が高くアップライトな姿勢をとるモデルが多く、かつ最低地上高も高めに設定されていることが多いため、運転時により遠くまで見通すことができるのは、SUVの大きなメリットといえるでしょう。

 概ね同じ意見の回答として、「視座が高く運転しやすい。使い勝手が良い」「悪路走破性と高い視点」と回答したユーザーがいることからも、運転のしやすさはSUVを選択する大きな理由になっていると推察されます。

 また、「近年のSUVは好みのデザインが多く、値段も少し頑張れば買えるかもという車種が出てきているので」と回答したユーザーも存在。

 SUVのデザインを気に入って選ぶというユーザーも一定数存在しており、そうしたユーザーにとっては低価格も大きなアピールポイントとなっているようです。

 2020年の登録車販売台数ランキングで2位となったトヨタ「ライズ」をはじめ、近年は手の届きやすい価格帯のSUVも多くラインアップされている状況で、ホンダ「フィットクロスター」のようなコンパクトカーをベースとしたSUV風派生グレードも入れるとより選択肢は広がってきます。

 一方、SUV派ではないユーザーの回答を見ると「単純にSUVのサイズが好きじゃない」「タイヤが大きく維持費がかかる」といった意見が寄せられているほか、「いまマツダ『プレマシー』に乗っているが、マツダから3列ミニバンが無くなり、仕方なく次はSUVを選ぶと思う」と回答した人もいました。

 ちなみに、いまの愛車についても聞いたところ、SUVと答えた人は34.3%、SUV以外と答えた人は48.6%でした(「クルマを持っていない」は17.1%)。

※ ※ ※

 2021年の下半期もSUVの新型車が登場すると見られ、日産は新規車種として電動SUV「アリア」を夏に発売するほか、新型「エクストレイル」も日本市場に近々投入されることが予想されます。

 トヨタが海外専売車の「カローラクロス」を日本に投入するのでは、という噂もあり、SUV市場からは今後も目が離せません。

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