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得意・苦手な運転技能はともに「駐車」が1位! 「運転テクニック」に関する調査結果

くるまのニュース 2021年2月11日 20時10分

パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「運転テクニック」に関するアンケートを実施し、その結果を発表しました。

■得意・苦手な運転技能はともに「駐車」がトップ

 時間貸し駐車場「タイムズ」などを運営するパーク24が、「運転テクニック」に関するアンケートを実施し、その結果を公開しました。

 調査の対象となったのは、同社が展開するドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員で、駐車場やカーシェア、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した人5051人です。

 まず最初に、「ご自身のクルマの運転は上手いと思いますか?」と質問したところ、27%が「上手い」(「とても上手いと思う」「まあ上手いと思う」)と回答。16%が「上手ではない」(「あまり上手でない」「上手ではない」)と認識している結果となりました。

 クルマの運転頻度別に見ると、週に1回以上運転をしている人の約3割は自身の運転が上手いと回答しており、運転する機会が多い人ほど自信がある傾向にあるようです。

 次に、「得意な運転技能と苦手な運転技能」を聞いたところ、得意な技能は「駐車」の24%が最多となり、次いで「車線変更」の23%、「左折」の21%となっています。一方で、苦手な技能は、「駐車」が29%、「バック」が26%、「合流」が19%で、得意・苦手ともに「駐車」がトップとなりました。

 また、自身の運転を「上手い」と回答した人の得意な技能は1位が「駐車」の50%で、2位が「車線変更」の47%、3位が「合流」39%だった一方で、苦手な技能は「ない」が半数以上となっています。

「上手ではない」と答えた人は、76%が得意な技能は「ない」と回答。「左折」を除くすべての技能で「苦手」が「得意」を上回っており、苦手な技能は「駐車」が 65%とダントツでした。

 以降は、「バック」が49%、「合流」が40%で、運転技能のなかでも、後方を確認しながらの動きに対する苦手意識が高いようです。

 最後に、「駐車場にクルマをとめる際に目印にしているものは」との質問には、「駐車場の枠線」が55%、「隣のクルマ」が27%、「モニター映像」が15%でした。

 駐車が得意な人と苦手な人で比較すると、得意な人の 59%は「駐車場の枠線」を目印にしており、苦手な人を10ポイント上回る結果となった一方で、苦手な人は「モニター映像」で確認をする人が22%と、得意な人より13ポイント高くなっています。

 運転が上手いと認識している人の半数が得意な技能として挙げた駐車が、上手ではないと答えた人にとってはとくに苦手に感じている技能であることがわかりました。

 これらの結果からも推測できるように、運転に自信を持つためには、ある程度の運転頻度が必要なのかもしれません。

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