ボクスターが登場してから、今年で25周年。これを記念してポルシェ博物館が特別展を実施、デジタルツアーと称したバーチャル見学動画を公開した。
■ポルシェ ボクスター誕生25周年!ポルシェ博物館が特別展
2021年の今年は、1996年にポルシェ初代「ボクスター(986型)」が登場してから、25年目にあたる記念の年だ。
ボクスター誕生25周年を記念して、ドイツ・シュツットガルトにあるポルシェ博物館が特別展を実施、デジタルガイドツアーとして公式ホームページに動画を公開した。
デジタルガイドツアーでは、ポルシェボクスターの四半世紀にわたる歴史を車両とともに解説。
初代ボクスターのベースとなった、1993年のデトロイト国際モーターショーで登場したコンセプトカー「ボクスターコンセプト」やボクスターの祖先にあたる「550スパイダー」、そして1948年にポルシェの名前で初めて製造されたポルシェ「356 “No.1 “ロードスター」など、歴史的な車両が続々と登場する。
3分ほどの動画が終了した後は、視聴者がガイドツアーを選択することができるようになっている。50スパイダーやポルシェ909復活を目指した「ボクスター Bergspyder」、984プロトタイプなど、好みの車両を選んで解説してもらうことができる。
■ボクスター25周年特別モデルも
2021年1月にポルシェは、ボクスターの25周年記念を祝う「ボクスター25イヤーズ」をリリースしていて、このモデルもデジタルツアーに登場する。
ボクスター25イヤーズは718ボクスター GTSをベースに、動画にも登場した1993年にデトロイトで公開されたボクスターコンセプトカーから着想を得て、そのデザインを引き継いでいる。
GTシルバーメタリックのボディカラーやブロンズ系のネオジムをアクセントカラーとしてサイドエアインテークやホイールなどに採用している。
コンバーチブルトップはレッド、内装はボルドーレッドのレザー仕立てだ。日本での車両価格は6速MTが1226万円(消費税込、以下同)、7速PDK(DCT)が1281万2000円だ。
全世界で1250台限定となる。