三菱のインドネシア法人が「エクスパンダー ロックフォードフォズゲート・ブラックエディション」を発売しました。どんなクルマなのでしょうか。
■ダイナミックシールドまで真っ黒なエクスパンダーが登場
三菱のインドネシア法人は、東南アジアを中心に販売されるMPV(日本でいうミニバン)の「エクスパンダー」およびSUVルックの派生モデル「エクスパンダークロス」に特別仕様車「ロックフォードフォズゲート・ブラックエディション」を設定し、2021年6月10日に発売しました。
ロックフォードフォズゲート・ブラックエディションは2020年10月にも発売されており、好評を博したため、再び発売に至ったと三菱のインドネシア法人は説明しています。
ロックフォードフォズゲートは1970年代に設立されたアメリカのオーディオメーカーで、今回発表された特別仕様車はロックフォードフォズゲート製オーディオシステム(デジタルシグナルプロセッサーとサブウーファー)を搭載するほか、ブラックパーツでコーディネートされた外装のデザインが大きな特徴となります。
外観をみると、エクスパンダー/エクスパンダークロスの両車種で共通してフロントグリルやドアミラーカバー、ホイールがブラックで統一されており、精悍な雰囲気を演出。
車種別の設定では、エクスパンダーでは三菱車のファミリーフェイス「ダイナミックシールド」の加飾までブラックになっている一方、エクスパンダークロスではルーフレールやテールゲートガーニッシュがブラック塗装という違いがあります。
さらにエクスパンダークロスにはブラックレザーシートが採用されており、高級感ある仕上がりです。
ロックフォードフォズゲート・ブラックエディションに搭載されるエンジンはエクスパンダー/エクスパンダークロスともに1.5リッターガソリンです。
エクスパンダーのロックフォードフォズゲート・ブラックエディションはAT仕様とMT仕様の設定があり、エクスパンダークロスのロックフォードフォズゲート・ブラックエディションはAT仕様のみです。
ロックフォードフォズゲート・ブラックエディションの価格は、エクスパンダーが2億7390万ルピアから2億8380万ルピア(日本円換算で約211万円から約219万円)、エクスパンダークロスが3億1265万ルピア(同約241万円)に設定されています。