スズキのオーストラリア法人が発表した「ジムニー」(日本名:ジムニーシエラ)の新仕様となる「ジムニーライト」は、どんなクルマなのでしょうか。正式発表を前に、仕様の詳細が明らかになりました。
■ハロゲン式ヘッドライトやフォグランプレス仕様を採用
スズキのオーストラリア法人は、2021年8月1日に正式発表する「ジムニーライト」の詳細を公式ウェブサイトで発表しました。世界的に人気の高いジムニーシリーズですが、ジムニーライトはどんな特徴があるのでしょうか。
スズキのオーストラリア法人は、現地で「ジムニー」(日本名:ジムニーシエラ)をラインナップしていますが、今回詳細情報が発表されたジムニーライトは、標準車のジムニーから各種装備を非搭載としたシンプルな仕様となります。
まずエンジンは標準車と変わらず1.5リッターガソリンが搭載されるものの、標準車ではトランスミッションを4速ATと5速MTから選択できるのに対し、ジムニーライトでは5速MTのみとなるのが特徴となります。
そして、標準車から変化する内外装の装備としては、15インチホイールはアルミからスチールに変更となるほか、エアコンのオート式からマニュアル式への変更、Apple CarPlay・Android Auto対応のインフォテインメントシステムからBluetooth機能付きインダッシュラジオ/CDプレーヤーへの変更などがあります。
ヘッドライトはハロゲン式で、フォグランプはレス仕様です。
ただし、運転支援に関わる装備のヒルホールド・ヒルディセントコントロールやクルーズコントロール、安全装備の衝突被害軽減ブレーキや6エアバッグなどは、標準車と同様に装備されるということです。
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ジムニーライトの現地での車両価格は、正式発表日の2021年8月1日に明らかになる予定です。