2021年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードには、数多くの新型車が持ち込まれていたが、そのなかでも間違いなく注目を集めていたのがロータス「エミーラ」である。
■グッドウッドで間違いなく一番輝いていた「エミーラ」
2021年7月6日(英国時間)に、ロータス本社のあるヘセルでワールドプレミアした「エミーラ」が、そのわずか48時間以内に、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでファンの目の前に登場することになった。
グッドウッドでは毎年テーマが決められるが、2021年はロータスの年であった。その記念すべき舞台で、初めて一般に公開されたエミーラの反応はどうだったのだろうか。
●エミーラはどこで見ることができたのか
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードには、いろいろな展示スペースやイベントがあるが、まずエミーラはどこで見ることができたのだろうか。
まず恒例のヒルクライムのタイムアタックに参加し、本気で走る姿を観衆に見せつけることになる。そしてスーパーカーパドックのライブステージでお披露目され、グッドウッドハウス前でおこなわれたロータスのパレードにも参加。
もちろんロータスのブースにもエミーラは展示され、発表間もないエミーラを見るために大勢の来場者が詰めかけたようだ。ゲートオープンした7時から数分後には早くも混雑のためにブースは入場制限がかけられ、終日行列ができていたほどの人気振りであった。
多くの人がエミーラの詳細についてスタッフに問合せ、はやばやとwww.lotuscars.comを通じてオーダーしている人もいたようだ。
ロータス・カーズのマネージング・ディレクターであるマット・ウィンドル氏は次のようにコメントした。
「私たちのブースのスタッフは、一日中エミーラについて来場者の方達と話していました。多くの方が発表会のライブストリームをご覧になり、クルマの外観や内装を気に入ってくださり、ロータスで起きている変革を目の当たりにして感激していることをわれわれに伝えてくれました。グッドウッドでは素晴らしい時間を過ごすことができました」
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フェスティバル主催者であるリッチモンド公爵がエミーラを運転し、ロータス・カーズのマネージング・ディレクターであるマット・ウィンドルがナビを務めるなど、2021年のグッドウッドはロータスが強くアピールされた年であった。
ヘセルでの発表会では、ジェンソン・バトンがべた褒めしていたエミーラ、1日でも早い日本導入が待たれる。