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パリピ仕様の日産SUV爆誕!? 日産「キックスサウンドマシン」の超ド級カスタムがスゴかった DJミキサーも飛び出す米特別仕様

くるまのニュース 2022年1月5日 19時10分

日産がかつてSEMAショー用に製作した「キックスサウンドマシン」は、ぶっ飛んだカスタムが特徴のコンセプトSUVでした。どんなクルマだったのでしょうか。

■ルーフにスピーカーが飛び出したカスタムカー

 日本市場では2020年6月から販売されている日産「キックス」は、アクティブな印象を与える外装デザインや、全長4290mmという取り回しやすいボディサイズなどが特徴。

 これまでクルマを持っていなかった人も含めて、幅広いユーザーが思わず乗ってみたくなるような魅力を持つSUVといえます。

 そんななか、かつてアメリカでキックスにDJマシンやスピーカー、ウーファーなどを満載し、クルマに興味のない人も振り向くような“DJ仕様”のコンセプトモデルが製作されたというのですが、いったいどんなキックスが実在したのでしょうか。

 2018年の「SEMAショー」(ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級のカスタムカーショー)用に、日産の米国法人が製作したコンセプトモデル「キックスサウンドマシン」は、1.6リッターエンジンを搭載する現地仕様のキックス(「KR」グレード)をベースにカスタム。

 ハリウッドのVehicle Effects社がカスタムに参画し、8台のBose Virtually Invisible 791スピーカー、カスタムメイドのコンポジットパネルとスピーカーハウジング、3台のBose F1 1000Wサブウーファー、2台のBose RoomMatch Utility RMU206スピーカーを搭載。

 また、Bose PowerMatch PM8500コンフィギュラブルアンプ、Bose ControlSpace CC-64コントローラ、Bose ControlSpace ESP-880サウンドプロセッサ(イーサネットカード付き)もあわせて組み込まれています。

 そして、本格仕様の機器として DJミキサーのPioneer DJ M-900NXS2(1台)、マルチプレーヤーのCDJ-2000NXS2(2台)も装備されました。

 外観は、スピーカーやDJミキサーをはじめとした各種機器が車外に飛び出たスタイルを採用。コンセプトモデルらしい、遊び心の感じられるデザインです。

 足もとは精悍な18インチアルミホイールを装備し、引き締まった印象になっています。

 車内は、迫力あるサウンドが楽しめるBose Personal Plusサウンドシステムが完備されたほか、運転席のヘッドレスト内にBose UltraNearfieldネオジウムスピーカーを搭載し、全力で音楽を楽しめる仕様を実現しています。

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 コンセプトモデルらしい、ぶっ飛んだ専用装備が特徴のキックスサウンドマシンですが、こういったモデルが多数見られるのもSEMAショーの魅力といえるでしょう。

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