2021年12月2日から日産グローバル本社ギャラリーにて新型SUV「エクストレイル」の中国仕様が日本初公開となります。どのようなモデルなのでしょうか。
■日本初公開! 新型「エクストレイル」とはどんなモデル?
日産を代表するSUVとして「エクストレイル」がありますが、北米などでは2020年に新型「ローグ」、中国では2021年に新型「エクストレイル」としてグローバル市場で販売されています。
今回、2021年12月2日より日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市)にて、新型エクストレイル(中国仕様)の展示がおこなわれるといいますが、どのような仕様なのでしょうか。
エクストレイルの歴史は、2000年に初代モデルが日本で登場したことから始まり、2代目(2007年)、現行モデルの3代目は2013年に登場しました。
なお、ローグとしては2007年に「キャシュカイ/デュアリス」の北米版として投入され、2013年に登場した2代目から3代目エクストレイルの兄弟車となっています。
その後、2020年6月15日に北米市場にて新型ローグを世界初公開し、同年10月下旬に販売を開始しました。
一方、2021年4月19日には中国にて新型エクストレイルを世界初公開。同年6月28日に発売を開始しています。
今回、日産グローバル本社ギャラリーにて展示される新型エクストレイルは、中国仕様のガソリン車です。
中国仕様の新型エクストレイルのエクステリアは、ダブルVモーショングリルや上下2段のLEDヘッドライトが特徴的なフロントフェイスを採用しています。
インテリアには、インパネ中央に12.3インチディスプレイの液晶メーターおよびセンタータッチスクリーンを搭載。さらに、ドライバーには10.8インチのヘッドアップディスプレイを採用しました。
また、0.98平方メートルにおよぶ「EYE-MAXパノラマサンルーフ」を設定しました。
パワートレインは、最高出力204馬力・最大トルク300Nmを発揮する可変圧縮比エンジンの1.5リッター直列3気筒VCターボを新型エクストレイルに初搭載。
駆動方式は、2WDと4WDをラインナップし、4WDには第二世代「インテリジェント 4×4」を搭載することで、ドライバーが期待するコーナリングラインをクルマが予測し、滑りやすい路面でも自然で滑らかなコーナリングラインを実現します。
また、今後の新型エクストレイルには、欧州や中国に電動パワートレイン「e-POWER」搭載仕様を2022年夏に導入予定だと明かしています。
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今回、新型エクストレイルのほかに、中国で発表された新型「シルフィe-POWER」や、欧州で発表された新型「キャシュカイ」も展示されています。
日本未発表・発売となるこれらの展示理由として、日産は「高品質なクルマづくりの訴求の例として展示しました」と話しています。