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トヨタ 新型「カローラクロス」発表! 大型グリル採用で精悍顔!? これでファミリー完成? 欧州に投入

くるまのニュース 2021年12月6日 18時40分

トヨタ「カローラクロス」の欧州仕様が2021年12月2日に発表されました。現地での現行カローラシリーズが、カローラクロスの投入で完成したといいます。発売は2022年秋の予定です。

■2リッターハイブリッドを搭載

 トヨタの欧州法人は、2021年12月2日に新型「カローラクロス」(現地仕様)を発表し、欧州市場へ投入すると明らかにしました。

 カローラクロスは、2020年7月9日にタイで発売されて以降、グローバルに展開されてきたコンパクトSUVです。日本市場では2021年9月14日に発売されました。

 なお、タイを含むグローバル仕様と日本仕様では、フロントフェイスが異なる点が特徴のひとつとなります。

 今回欧州で発表された現地仕様のカローラクロスは、フロントグリルが大きいグローバル仕様のフロントフェイスで登場。TNGAプラットフォームのGA-Cプラットフォームを採用したコンパクトSUVとして発表されました。

 トヨタの欧州法人は、カローラクロスの投入によって現地のカローラファミリーの派生車種ラインナップが完成したとしています。

 欧州仕様のカローラクロスに搭載されるパワーユニットは、最高出力200馬力の2リッターハイブリッドが採用されました。

 駆動用バッテリーにリチウムイオン電池を採用したこのシステムは第5世代に相当するといい、従来と比べてシステム全体で8%以上の出力向上を実現しているといいます。

 駆動方式には2WDと4WD(AWD-i、インテリジェント全輪駆動)を設定。4WD仕様では、42馬力のリアモーターが追加されます。

 先進装備として、インストルメントパネルに12.3インチのデジタルメーターと10.5インチのマルチメディアディスプレイを装備。

 マルチメディアディスプレイはプロセッサーが高速化されたことで、より快適な操作性をユーザーに提供します。スマートフォンとの連携(Apple CarPlayは無線、Android Autoは有線)にも対応しました。

 欧州仕様のカローラクロスには、トヨタセーフティセンス(予防安全運転機能)と運転支援システム、駐車支援システムを統合した「Tメイト」を搭載。OTAアップグレードにも対応します。

 側面衝突時に前席乗員同士の衝突を防ぐフロントセンターエアバッグも装備され、パッシブセーフティ性能も強化しました。

 カローラクロスは2022年の秋に欧州市場での投入が開始されるものの、詳細な導入時期は欧州各国で異なるということです。

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