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「4輪なのにバイクなの?」 超小型4輪EV「AA-i」世界初公開! 機動力バツグン仕様とは

くるまのニュース 2021年12月8日 11時10分

aideaは、2021年12月4日、5日に東京国際フォーラムにて開催された「EVバイクコレクション in TOKYO 2021」で、超小型4輪EV「AA-i(エーエーアイ)」を世界初公開しました。

■4輪なのにバイク!? aideaが超小型4輪EV「AA-i」を世界初公開!

 aideaは、2021年12月4日、5日に東京国際フォーラムにて開催された「EVバイクコレクション in TOKYO 2021」で超小型4輪EV「AA-i(エーエーアイ)」を世界初公開しました。

 aideaは2019年東京モーターショーで設立が発表された日本のモビリティブランドです。

 再生可能エネルギーを活用し、走行時にCO2を排出しないZEV(ゼロエミッションビークル)によって、地球環境をはじめとするさまざまな課題を解決し、社会に貢献することを目指しています。

 aideaの製品は、イタリアでデザインされてから神奈川県の自社工場で生産されており、2020年6月には最初の製品として電動3輪バイク「AAカーゴ」を発売。

 環境性能や走行安定性の高さから日本の多くの企業に導入され、コロナ禍などに起因する「宅配需要の急増」のニーズにいち早く対応したことで、「2020年日経優秀製品・サービス賞」の最優秀賞を受賞しています。

 今回初公開された小型4輪EV「AA-i(エーエーアイ)」は、AAカーゴをさらに発展させたモデルで、最大の特徴は、4輪車でありながらコーナリング時はバイクのように車体を傾斜させて走行することです。

 ボディサイズは全長2020mm×全幅700mm×全高1700mmと、軽自動車よりも小型で、普通自動車免許で運転できるため、誰もが乗れるパーソナルモビリティとして、少ないエネルギーでヒトとモノの移動を効率的におこないます。

 機能面では、雨風をしのげる大型スクリーンやルーフ、このほか視認性の高いLEDヘッドライト、カラー液晶メーターなど、さまざまな装備が搭載されています。

 足回りにはフロント・リアともに左右独立懸架が採用されており、遠心力に逆らうことのない安定した走行や、4つのタイヤが独立して上下することで衝撃を吸収し、悪路や段差の走行もスムーズとなっています。

 リアホイールにはコンパクトなインホイールモーターが搭載され、力強い走りを実現し、駆動系の部品点数の削減やパワーロスも軽減しています。

 またEVならではの静粛性から、早朝や夜間などの住宅街でも音を気にせずに走行が可能。

 さらにAA-iには、7.7kmWh大容量リチウムイオンバッテリーが搭載されており、一般家庭の約1日分(2人世帯の春秋時期)の消費電力を供給できるなど、災害時の電源の役割も果たします。

 一充電走行距離は、123km(30km/h 定地走行値)/73km(60km/h 定地走行値)で充電時間は100Vで充電時は12時間、200V充電時は6時間です。

 発売時期、価格は現段階(2021年12月7日現在)では未定となっています。

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