2022年SEMAショーで初公開された新型「HPDシビックSiレースカー」が、ついにレースデビューします。
■SRO TCアメリカシリーズに参戦
ホンダの米国法人は2021年12月8日、新型の「HPDシビックSiレースカー」をレースに投入すると発表しました。
ホンダの公式モータースポーツカンパニーであるHPD(Honda Performance Development)が、レーサー養成学校のSBRS(スキップ・バーバー・レーシングスクール)とのパートナーシップを延長し、SRO TCアメリカシリーズの2022年シーズンにHPDシビックSiレースカーで参戦します。
HPDシビックSiレースカーは、12月初めにラスベガスで開催された2022年SEMAショーで初公開されました。
新型シビックSiロードカーのパフォーマンスをベースにしており、HPDのエンジニアがレース競技向けに社内で製作・開発・試験を実施。
車両はホンダ「シビック」をベースとしていますが、米国や世界の各カーレースに参戦するために、さまざまな予算に合わせた改造が施されています。
HPDは、すべての競技用シビックと高性能パーツを提供しており、サーキットでのサポートもおこなっています。
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1975年に設立されたSBRSは全米に展開し、これまでに35万人以上を指導。
この40年あまりでアレクサンダー・ロッシ、ファン・パブロ・モントーヤ、AJ・オールメンディングダー、ジェフ・ゴードンらトップクラスのレーサーを輩出しています。