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トヨタ新型「ノア」「ヴォクシー」も!? 迫力顔のミニバンが増加中! 親しみやすい癒し系とどっちが好み?

くるまのニュース 2021年12月20日 18時10分

2022年1月にデビューするトヨタ新型「ノアヴォク」は、迫力のあるフロントフェイスを採用するようですが、ライバルであり同時期に発表・発売されるホンダの新型「ステップワゴン」は親しみやすいデザインになるようです。迫力顔と親しみやすい顔は、どちらが人気なのでしょうか。

■EXILEかジャニーズか… どっちが好き?

 トヨタは、新型「ノア」と新型「ヴォクシー」のティザーサイトを公開し、2022年1月にデビューすることを明らかにしました。

 対するホンダは、新型「ステップワゴン」の先行サイトと一部の画像を公開。2022年1月7日にジャパンプレミアするとともに、同年春の発表・発売を予告しています。

 同じようなタイミングでトヨタとホンダの主力ミニバンがフルモデルチェンジすることになりましたが、ティザー画像を見ると、新型ノア・ヴォクシーは迫力のあるフロントフェイス、新型ステップワゴンは親しみやすい癒し系のフロントフェイスとなるようです。

 最近のミニバン市場では、迫力のあるフロントフェイスのモデルが数多く投入されています。

 たとえば、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」や日産「エルグランド」「セレナ」、三菱「デリカD:5」など、メッキを多用して高級感を高めたモデルが存在。

 一方で、新型ステップワゴンをはじめ、ホンダ「フリード」は親しみやすいフロントフェイスのミニバンといえますが、迫力顔のミニバンほどラインナップは多くないようです。

 そこで、迫力顔のミニバンと親しみやすい顔のミニバンについて、ユーザーにアンケートを実施しました。

「最近のミニバンはメッキを多用した迫力顔のモデルと、穏やかな親しみやすい顔のモデルがありますが、どちらが好みですか?」という質問では、「迫力顔のミニバン」が53.5%、「親しみやすい顔のミニバン」が46.5%と、迫力顔のミニバンを好む人がやや多いようです。

 それぞれ次のような意見が挙がりました。

●迫力顔のミニバン派

 ・ミニバンでもカッコ良さは欲しいから。
 ・せっかく乗るなら目立つほうがいい。
 ・アルファードのオラオラ感は好きでないが、ヴェルファイアやヴォクシーの迫力顔は好き。
 ・後でカスタムしなくても我慢できる仕上がりになっている。
 ・親しみやすい顔は古い印象を受ける。

●親しみやすい癒し系のミニバン派

 ・ミニバンは落ち着いた感じがいいから。
 ・ナチュラルテイストがお洒落といわれる時代だから。
 ・メッキがあまり好みではない。
 ・オラオラ顔は周囲を威嚇するようなデザインで乗っていて気が強くなり、あおり運転の助長に繋がるのではないか。
 ・EXILEかジャニーズかといわれたら、ウチの家族は迷わずジャニーズを選択するでしょう(なので親しみやすい顔のミニバンです)。

 それぞれの良いところ・物足りないところについてさまざまな意見が寄せられていますが、「どちらも良い」というコメントもありました。

●どちらも良い派

 ・車格によって使い分けると良いと思っています。比較的コンパクトなミニバン(Mクラス位まで)は親しみやすい顔が好みです。
 ・エアロっぽいデザインだけどメッキはあまり使用してないほうが好みです。
 ・高級感は必要だと思うのでやり過ぎない程度に迫力はあった方が良い。でも、親しみやすさを狙ってシンプルにし過ぎると逆に安っぽく見えてしまう。

※ ※ ※

 ファミリーカーの代名詞ともいえるミニバンは、かつてはお父さんが家族のために我慢して乗っているといわれていましたが、いまでは高級感のある迫力顔のミニバンが増え、むしろ好んで乗るユーザーが増えました。

 この迫力顔の傾向は軽スーパーハイトワゴンにも波及しており、ホンダ「N-BOX」をはじめ、ダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」など、親しみやすい標準仕様と迫力顔のカスタム仕様をラインナップしています。

 なかでも2021年12月に一部改良を受けるスペーシアは、「スペーシアカスタム」のフロントフェイスに大胆なメッキグリルを取り入れており、「ミニアルファード」のようなデザインに変更されます。

 ミニバンに限らず、迫力顔のクルマの人気はまだまだ続きそうです。

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