トヨタ新型「GR86」のキャンペーンとして米国トヨタは頭文字Dのスペシャルムービーを公開しました。
2022年1月4日、トヨタの米国法人(米国トヨタ)は同日からスタートした新型「GR86」のキャンペーン企画「Faster Class」の内容を明らかにしました。
そのひとつには、日本のみならず世界中で大ヒットした漫画・アニメ「頭文字D」の世界に新型GR86が登場するスペシャルムービーが公開されています。
このスペシャルムービーを製作したインタートレンドは、日本のスポーツカーのヘリテージに着目したキャンペーンを展開しました。
AE86(トヨタ「スプリンタートレノ」)を題材にした「頭文字D」のようなアニメや漫画は、アジア系アメリカ人が日本のスポーツカーの世界に興味を持つきっかけとなった作品のひとつです。
トヨタは、「頭文字D」のクリエイターと共同で、「GR86×頭文字D ハチロク3部作」を制作し、86のレガシーとGR86の次の進化を紹介しています。
スペシャルムービーでは、頭文字Dの主人公である藤原拓海が操るAE86(通称:パンダトレノ)の後方から赤く輝く新型GR86が登場。
峠道をAE86と新型GR86がツインドリフトをおこなう様子が迫力のある映像で再現されて、新型GR86を操るのは「ドリフトキング」こと土屋圭市氏です。
米国トヨタの特設ホームページでは、AE86(藤原拓海)と新型GR86(土屋圭市)が織りなすオリジナルストーリーが公開されていく予定だとしています。
なお、AE86と新型GR86の関連性について米国トヨタは「新世代にインスピレーションを与えたオリジナル。AE86はGR86への道を開き、楽しさを再定義するクラシックスポーツカーとして活躍した。軽量で改造しやすく、5速MTを搭載したスリリングなスポーツカーは、それだけで伝説となった」と解説しています。