2022年春頃に発表・発売されるホンダの新型「ステップワゴン」。今回は「エアー」と「スパーダ」の2タイプがラインナップされていますが、なかでもエアーの反響はどのようになっているのでしょうか。
■新型「ステップワゴン」登場!「エアー」の人気はどう?
2022年1月7日、ホンダは新型「ステップワゴン」初公開しました。
その翌8日からは販売店でティザーパンフレットの配布も開始。
先行受注開始は、2022年2月上旬から予定されているといいます。
新型ステップワゴンには、「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」の2タイプがラインナップされています。
スパーダは先代からラインナップされていましたが、エアーは今回新しく設定されたタイプになります。
全体的にシンプルなデザインのエアーは、フロントデザインもすっきりとしたものになっており、近年のミニバンに多い、大きなダクトや派手なメッキの装飾類は見られません。
あえて、現在流行している「オラオラ顔」とは一味違うデザインとされています。
また、インテリアは自宅リビングのようなリラックス感が重視され、ソファーのように厚みのあるシートや汚れの目立たないファブリックが用いられています。
では、そんなエアーですが、現在ホンダ販売店への問い合わせ状況はどのようになっているのでしょうか。
首都圏のホンダ販売店の担当者は「まだ価格などが公開されておらず、見積もりなどは作成できない」としつつ、エアーの反響について以下のように話します。
「現行モデルでは、標準タイプよりスパーダのほうが圧倒的に問い合わせや受注が多く見られました。
しかし、今回は標準タイプが存在せず、新たにエアーがラインナップされたため、そちらへの注目度が高いようです。
スパーダに問い合わせが大きく偏るといった感じはいまのところ見られず、両車への問い合わせがあります」
関西圏や中京圏の販売店担当者も同様の意見を示しており、初めて登場するエアーに注目しているユーザーは多いようです。
また、関西圏の販売店担当者は、エアーへの問い合わせについて以下のように話します。
「スパーダはオットマンなどの機能が搭載されているということで、エアーに比べて問い合わせがやや多いのが実情ですが、実際のところどちらにするか決めかねているお客さまが多く見られます。
やはり、価格がわからないことがタイプを決められない理由となっており、価格が出てから決めたいという人も多いようです」
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前述したように、新型ステップワゴンの受注受付は2022年2月上旬が予定されています。
愛知県の販売店担当者は「販売店には受注開始より少し早いタイミングで価格などの情報が入ってくることが予想されます」といいます。
2022年春の正式発表・発売に向けて動き出した新型ステップワゴン。
今後の動向からも目が離せません。