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自分の運転グセで走りが進化! 車のソフトを個人最適化するKINTO「パーソナライズ」4月開始

くるまのニュース 2022年1月14日 8時40分

KINTOが新サービス「パーソナライズ」を始めます。クルマのソフトウェアを個々人に最適化していくというものですが、具体的にどのようなサービスなのでしょうか。

■「GRヤリス“モリゾウセレクション”」をパーソナライズ

 毎月定額でトヨタ車に乗れるサブスクリプションサービス「KINTO ONE」を展開するKINTOは2022年1月12日、運転データをもとにクルマのソフトウェアを一人ひとりに最適化していく新サービス「パーソナライズ」を4月に開始すると発表しました。

 KINTOは、技術革新をタイムリーにクルマへ反映させるため、トヨタとともに「人に寄り添って進化するクルマ」への挑戦を掲げています。

「人に寄り添って進化するクルマ」のコンセプトは、自動車レースの現場において、ドライバーがクルマをより的確かつ安全にコントロールしやすくするためにその都度その場で行う、一人ひとりに合わせた細かなセッティング変更(パーソナライズ)に由来するものです。

 今回は、このパーソナライズをKINTOの新サービスとしてユーザーに提供するといいます。

 対象車種は「GRヤリス“モリゾウセレクション”」です。

 契約者が全国各地で開催予定の体験イベント(有料)に参加し、モリゾウセレクションを運転することで、「パーソナライズ」がおこなわれます。

 具体的には、所定のコースで定常円旋回やブレーキなどを交えながら走り、アクセル・ブレーキの踏み方やステアリングの切り方などのデータを収集。

 個人ごとの運転の特徴や傾向を分析し、さらに運転イメージなどをヒアリングしたうえで、ステアリングアシスト、アクセルレスポンス、4WD駆動配分(メニューは順次追加を検討中)を調整し、モリゾウセレクションのソフトウェアを最適化します。

 また、技術革新に合わせてソフトウェアを更新し、クルマの基本性能を最新にするサービス「アップデート」も2022年夏にスタート。

 第1弾メニューは「トルクアップ」で、既定の月額利用料に含まれる形で追加料金を支払うことなく利用が可能です。

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