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シトロエン新型「C5エアクロスSUV」仏で注文開始! “空飛ぶじゅうたん”の乗り心地のSUVがさらに進化

くるまのニュース 2022年2月7日 13時10分

全長4500mmと日本でも使いやすいCセグメントSUVとして人気のシトロエン「C5エアクロスSUV」がマイナーチェンジ、フランスで注文が開始されました。

■シトロエン初のSUVが最初のマイナーチェンジ

 ステランティスの仏ブランド、シトロエンは2022年2月1日、同年1月12日に発表された改良新型「C5エアクロスSUV」の注文をフランスで開始したと発表しました。

 C5エアクロスSUVは、シトロエンブランド初のSUVとして2018年に登場以来、世界で26万台以上が販売された人気のCセグメントモデルです。

 全長4500mm×全幅1840mm×全高1670mm、ホイールベースは2730mmと、新世代EMP2プラットフォームを使用したプジョー「3008」(全長4450mm)と「5008」(全長4640mm)の中間のサイズとなっています。

 日本では2019年6月に上陸、さらに2021年6月にはシトロエン初のPHEV「C5エアクロスSUV プラグインハイブリッド」が登場しています。

 今回発表された改良新型C5エアクロスSUVは、フロントフェイスを大きく変更。より垂直でモダンになるように改良され、フロントエンドを視覚的にワイドにしています。

 新たなデザイン言語を導入し、他のシトロエンモデルに先駆けて、シトロエンのロゴであるダブルシェブロンからデイタイムランニングライトが切り離されています。

 パワフルで安心感のあるSUVらしいデザインは、その筋肉質のサイドパネルにも表れています。230mmの最低地上高、直径720 mmの大型ホイールエアバンプやホイールアーチ、独特のルーフバーなどは従来と変わりません。

 インテリアでは、新たに10インチのタッチスクリーンを搭載。また12.3インチデジタルディスプレイもオプションで用意します。

 さらに新型C4や新型C5Xで採用されている「シトロエンアドバンストコンフォートシート」を標準装備。これはクラス最高レベルの乗り心地、座り心地を実現するもので、シート生地裏に特別なフォームを配することで、身体とシートのあたり感を改善したシートとなっています。

 また従来どおり新世代のハイドロサスペンションともいえる「プログレッシブ・ハイドロリック・クッション(PHC)」と呼ばれるサスペンションシステムも採用、シトロエンの「フライングカーペット=空飛ぶ絨毯」と呼ばれる独特な乗り心地も健在です。

 欧州ではガソリンの「ピュアテック130」、ディーゼルの「ブルーHDi 130」、プラグインハイブリッドの「ハイブリッド225」を用意。ガソリンとディーゼルモデルには6速MTと8速AT、PHEVには8速ATが組み合わされます。

 フランスでの車両価格は、ガソリンモデルが2万7450ユーロ(約361万円)から、PHEVが4万950ユーロ(約540万円)からとなっています。2022年5月に納車が始まる予定です。

 なお、日本での発売時期は未定です。

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