2022年2月10日、パイオニアは新世代AIを搭載した多機能ドライブレコーダー「NP1」を同年3月2日に発売すると発表しました。もはやドライブレコーダーの枠組みだけではとらえられないこの新機種にはどのような特徴があるのでしょうか。
■超多機能ドライブレコーダー「“ドライビングパートナー”NP1」
カーナビゲーションやカーオーディオなどカーエレクトロニクス事業を展開するパイオニアは2022年2月10日、音声と通信でドライブ環境を革新する、ドライビングパートナー「NP1」を3月2日に発売すると発表しました。
今回発表された「NP1」は、車室内をオンライン化するWiFiスポット機能、新体験のドライブコミュニケーション機能などさまざまな機能を搭載した多機能型ドライブレコーダーです。
NP1には、車載機器の著しい進化に伴い増加した、ドライバーが目や手でおこなう機器の操作や情報の確認を軽減し、安心・安全・快適な運転をサポートするため、ドライバーや車両の状況を把握しながら今後の行動を予測、音声により必要な情報をドライバーにとって最適なタイミングで伝えるモビリティAIプラットフォーム「Piomatix（パイオマティクス）」が搭載されています。
これにより、音声だけで操作や検索をおこなうことができ、さらに常時通信されているため、いつも最新の地図や機能で音声によるルート案内や情報提供が可能です。
Cerence社の自然対話型音声認識エンジンを採用し、ドライビングパーソナル音声AIと組み合わせることで、クルマに最適化した音声コミュニケーションを実現しています。
またOTA(Over The Air)で新機能を追加・アップデートすることができ、ドライバーの運転スタイルを学習しながら、より個々に最適なデバイスへと進化します。
小型なボディに、前後一体型2カメラと車室内環境に最適なマイク・スピーカー システム を搭載しており、幅広い車種に取り付けることが可能です。
価格は、ベーシックプラン（通信＋サービス利用料1年分付)が6万5780円（税込み価格）、バリュープラン（通信＋サービス利用料3年分付)が9万3500円（税込み価格）で、2021年2月10日より予約を受け付けています。